ZEN EXHIBITION「Urban Equivalence — 都市等価論」

2025 / 11 / 29 (sat) - 12 / 19 (fri)

GINZA SIX 6F 銀座 蔦屋書店アートウォール

 

展示展概要

銀座という文化と商業の中心地において、国内外で活躍するアーティストの作品を紹介し、来訪者が日常の中でアートと出会うきっかけを創出している銀座 蔦屋書店アートウォールにて開催。

本展では、DESIGNART TOKYO 2025で先行発表された《LA2024 Series》より、未発表作品6点を新たに展示。

 

展示概要

 都市は人間がつくりあげるものだが、同時に都市は人間を作り替える。

整えられた街並みや制度は快適さを与える一方で、

身体や認知の即興性や感覚を鈍らせ、意識を均質化していく。

これは「安定が逆説的に人を不安定にする」という都市のパラドックスである。

私はパルクールという身体的な実践を通して、このパラドックスに抗ってきた。

都市をただの背景や機能としてではなく、身体を差し込み、

壁や段差をフラットに捉え直し、再解釈する行為は、都市と自分の関係を組み替える試みであった。

そこで得た感覚は、作品というかたちで、「都市と人間が互いに作り替え合う」プロセスを可視化する基盤となっている。

これらの写真は、都市の刹那を写し取る記録のようでありながら、単なる記録ではない。

都市と身体が相互に形成し合う、その関係性を映し出すものである。

私はこれを「都市等価論」と呼んでいる。それは、都市と人間をただ並べることではない。

私たちが都市を生きるときに生じる認知や感覚を、自然なものとして受け止め直すことにある。

既存の知識や制度に縛られた視点をいったん解体し、都市をフラットに見直すとき、

都市に生物のような感情を寄せるときもあれば、都市の断片が生き物のように感じたりすることがある。

それは人間が生き物としての意識を取り戻すことであり、

その感覚をもって都市を見つめ直すとき、

都市と人間の関係はより健全な循環へと開かれていくのかもしれない。

今回、私が写真として提示するのは、その循環の姿であり、

都市の未来に対して、私たちがどう向き合いたいかという問いそのものである。

 
 

本展に合わせLA2024グッズも作成。

Tシャツ、付箋セット、会場限定ガチャガチャなどを販売した。

 

ZEN EXHIBITION「Urban Equivalence — 都市等価論」開催概要
会期|2025年11月29日(土) - 12月19日(金)
会場|GINZA SIX 6F 銀座 蔦屋書店アートウォール
時間|10:00 - 21:00
住所|東京都中央区銀座6丁目10-1